秋競馬開幕、その先陣を切るのが「セントウルS」と「京成杯オータムハンデ」。
秋のG1に向けた、1200mと1600mの重要なレースですね。
そこで2012年の短距離路線を「成績IDM」のランキングを確認することで
秋の予想に備えた「おさらい」を今回してみようと思います。
G1レベルといわれる「75」以上の馬は高松宮記念組の2頭のみ。
BEST20のラインナップをみてもマイルよりはスプリント組のほうが、
相対的に高いIDMを出していますね。
次に1200mと1600mを個別にみたBEST10をご紹介します。
1200m戦は実質9頭、1600m戦は実質12頭が上位組、
1200mの方が上位の壁が高そうで、1600m戦は他馬にチャンスがありそうな印象です。
それを裏付けるようなデータをひとつご紹介します。
2007年以降の1200m戦と1600m戦の各距離でのBEST10をご紹介します。
1200m戦は最近3年間、しかも今年に上位馬が出現しているのに対し、
1600m戦は最近3年間は上位に食い込めておりません。
つまり!秋競馬の見所、予想のポイントとしては、
- 1200m戦は実績上位馬による覇権争いに注目(=堅い競馬?)
- 1600m戦は新星登場に期待(=穴狙いのチャンス?)
といったところでしょうか?さてはて・・・。
TEXT:明希一真