前回のコラムでは「１着馬を当てるには騎手印」というデータをご紹介しました。
そこで今回は、仮に騎手印が外してしまうようなケースで、
カバーする活躍ができる「ファクター（印）」をご紹介してみたいと思います。
まず最初に「騎手印◎○▲」の上位評価の印が1着馬は外してしまうケースです。全体の4割未満と出現率は少なくありません。一番の注目は「騎手印」をカバーするのは「騎手印」ということ。「◎○▲」の替わりに「注△」が5割以上をカバーしています。他のファクターでは上位評価なら「ＩＤＭ」「展開」、印全部でみると「本紙」「展開」となります。
次に「騎手印」で1着馬をカバーできないケース。これは全体では約15%程度とかなりレアなケースになります。この場合一番頼りになるのは「展開」。印全体で4割以上をカバーします。
最後に参考までに「激走馬」の活躍ぶりをご紹介。いずれのケースも4割程度カバーしている模様です。
競馬チェック！の５つのファクター（激走馬除く）が1着馬を全くカバーできないケースは、
わずか5%程度のものです。信頼度の高い「騎手印」をうまく使いながら、波乱度に応じては、
騎手印がカバーしていない馬を評価している「展開印」等を活用していくと良さそうですね。
TEXT:明希一真
