さぁ、今週はいよいよダービーですね。
古くからある競馬の格言では「ダービーは運のある馬が勝つ」と言われていますが、
今年のダービー戦線はハイレベルの混戦模様ですから、好きな馬＝買いたい馬から買う、
それが可能なダービーなのでは？と思っています。
まずは主要重賞の入着馬成績IDMを年度別に比較してみましょう。
ご覧のように今年2012年はどのレースでも高い成績IDMで決着しているのが分かります。
皐月賞は09年（アンライバルド）には負けていますけど、2番目に高いですからね。
一応勝馬限定でも見ておきましょう。
コチラでも一目瞭然ですね。今年の勝馬は皆ハイレベル、
逆に勝馬が高すぎて平均を押し上げた感もある「ＮＨＫマイル」はやや疑問かもしれません。
次に皐月賞とダービーの連動性を成績IDMの視点でみてみましょう。
入着頭数の背景が赤色のところは「勝馬」を含みます。
やはり皐月賞のレベルが高い年度はダービーとも連動していますね。
特に今年は「勝馬が高く、入着馬平均も高い」皐月賞でしたから、
2009年や2010年のように皐月賞組の好走が期待できそうです。
ただ面白いのは皐月賞馬が必ずしもダービーで勝てていないこと。
このあたりが「桜花賞→オークス」との違いでもありますから、
皐月賞で負けた馬から狙う方が常道のようですね。このあたりは
勝ちたいレースは「皐月賞よりダービー」を証明している感じですね。
さて、そこで今年の登録馬の成績IDMの最大値を見てみましょう。
なんと「勝馬」のボーダーラインを超えている馬は１０頭以上存在しちゃいます。
背景が黄色のところは「前走」で叩きだしたものです。
アルフレードはまだ朝日杯の方が高いんですよね（苦笑）。
とはいえこれだけハイレベルの数値を持った馬たちが集まるのですから、
ある程度好きな馬＝買いたい馬から買っても楽しめるダービーと言えると思いませんか？
そこで今週は「「必見情報／出走馬をCHECK！」の特別編として、
もう少し踏み込んだデータで推奨馬をご紹介したいと思います。
公開は通常より１日お時間をいただいて、金曜日（5/25）の予定です。
TEXT:明希一真
