短距離戦(芝1200m)に強い厩舎は?

今週はスプリントG1「高松宮記念」が行われます。

先週は「長距離に強い厩舎」を取り上げましたのでその対比を見る意味でも
今回は「短距離」とりわけ「芝1200m戦」に強い厩舎を取り上げます。


データは過去3年、芝1200mは下級条件やローカル開催も多いので
「1000万下以上の芝1200m戦」に限定して、より適性が特化できるようにフィルターをかけました。

前回同様ランキングは「入着率シェア」順で、1%を上回る厩舎を抜粋しています。
併せて、各厩舎の全成績と勝利数順位を併記しています。

競馬のMIKATA20120321
※クリックすると拡大画像がご覧いただけます。

「赤帯」で標記した厩舎が、長距離でより好走率が高まる厩舎です。
「黄帯」はそもそも上位厩舎ですが「配当妙味がある」厩舎ですね。

1200mに特化して好走率が高い厩舎は「安田隆、本間、小島貞、岩本、堀、高橋裕」

上位厩舎で比較的配当妙味があるのが「加藤征、藤岡健、矢作、宗像」

一方、表の下部に掲載したのが、本来勝利数の多い上位厩舎ながら、
シェア上位にも高い好走率も示していない厩舎です。

「藤沢、音無、藤原英」の3厩舎は過信は禁物ですね。

面白いのはA級厩舎の「角居、松田博」は出走数が「0」。
一流厩舎は厩舎戦略もしっかりしているということなんでしょうね。
一流厩舎だから入厩させる馬を選べている、というのが正解かもしませんけどね。

高松宮記念はもちろんのこと芝1200m戦の予想の際には是非ご活用下さい。

TEXT:明希一真