今週も2歳G1戦、とはいえ先週とは異なる「趣」となることは
競馬ファンの皆さんがご存知のところでしょうね。
今週も勝馬をしっかりと当てたいと思います。
「素材重視」の阪神芝マイルから、「スピード・完成度重視」の中山芝マイルへ、
変化の理由はトリッキーな小回りコースに替わるのが理由ですよね。
まずは今週も、過去5年の勝馬・入着馬の出走するまでのIDM最大値と、
このレースでの成績IDMを見てみましょう。
10ポイントあげてている馬もいますが、もともと最大値で50オーバーであることが
まず見逃せないポイント、これをボーダーラインと見ていいでしょう。
今年の出走馬はボーダーラインを超えは10頭と割と多いのですが、
ここから「完成度」という視点でフィルターをかけた場合に、
過去好走例が少ない「前走条件戦」「前走惨敗馬」を省くと、
僅か4頭に絞られます。
サドンストーム、スノードン、ダローネガ、レオアクティヴ。
さらにここ数年勝時計が1分33秒台を求められようになってから、
マイルより長い距離で「差す」馬や、緩い流れしか経験していない馬より、
1400m以下距離を対応できるスピードのある馬が優勢になってきています。
となるとスノードンのスピードではやや足りない印象で、オミット。
ダローネガも前走のような競馬なら不安ですけど、
佐藤哲騎手に「乗り戻り」なら、同騎手での過去3戦で比較的速い速度で
番手競馬しているので大丈夫だろう、と判断します。
よって「完成度・スピード」視点からみて、今年は京王杯組+ダローネガの3頭に
勝利の資格があるとみますが・・・さてはて・・。
なお、今年のメンバーは「かなりユルい」ので、
2着3着は、まったくノーマークの馬が来ることも想定した方が良いですね。
選ぶなら1400m以下の実績もあって、マイルもこなせそうな馬、
または実績が少なく「伸びシロ」がある馬を選んでみたいとは思っています。
クラレント、マコトリヴァーサルの巻き返し、
トウケイヘイロー、ローレルブレットあたりの台頭を見込んでます。
差脚が勝負手になるような馬は嫌いたいですね。
TEXT:明希一真
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