勝馬確率は4/18!

今週は2歳牝馬のG1戦、阪神ジュビナイルフィリーズ。
2006年より阪神「外」回りの1600m戦になり、後のG1でも好走できる馬しか、
好走しなくなってきたのがポイントですね。

今週も「勝馬」を選定するデータをご紹介していきたいと思います。


まず巷でも言われているデータではありますが、「芝マイル以上距離勝利馬」ということ。

このデータが重要なのは単純な距離実績ということだけでなく、
これは短距離戦だけでは身につかない「折合」経験も問われているのが大きな理由で、
これは今後も続くデータになると思います。

このデータだけで、8頭に絞れるのですけれども、
ここからがさらに絞っていきましょう。

2歳戦は「成長幅」が大きいことから、スピード指数が通用しない、
なんてよく言われますけれども、ことG1になるとそんなことはありません。
そこで過去5年の入着馬の成績IDMと、前走までのIDMの最大値を見てみましょう。

阪神JF過去5年入着馬IDM

伸びシロがある、といっても5ポイント程度、
例外は天下(?)の松田博厩舎と角居厩舎といった一流厩舎だけです。

結果のIDMを見ると勝馬は56以上が必要なようで、
過去の最大値が50以上の馬しか、勝馬資格がないことが分かります。
もちろん例外はG1をとれる一流の厩舎のみとなります。

このことから今年の出走馬で「マイル勝ち」が有り、
IDMの最大値が「51」以上あるのは、わずかに3頭、
エピセアローム、トーセンベニザクラ、ラシンティランテ。

そして最大値は足りずも「松田博」厩舎ということでジョワドヴィーヴル。

結果4頭に絞れましたね。今年はこの中から勝馬がでることでしょう。

なお馬券は「勝馬」だけでは面白くない、
という方もいらっしゃると思うので、、プラスαのデータも少々。

先ほどの過去の入着馬のデータをみると「入着するため」にも
最低でも50~53あたりは欲しいところですよね。
伸びシロの最大値を5ポイントと設定できれば、
45~48あたりをボーダーラインとして足切りすることが可能です。

さらに、2歳牝馬戦ということもあり、
競馬新聞に掲載している「情報印」が他レースよりも的中率が高いです。

「情報」ファクターの印がついた7頭を対象に、
勝馬、及び入着馬(1-3着馬)のシェアをデータをご紹介しましょう。

全体:勝馬83.8%-入着馬53.4%
2歳:勝馬88.2%-入着馬81.0%

勝馬で5ポイントもアップしていること以上に、
入着馬シェアでは約30ポイント増となっています。
穴を狙うにしても「情報印」の入った馬から選びたいところですね。

TEXT:明希一真