勝率77.5%の事実を見逃すな!

G1がお休みの週末、東京では長距離ハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯がメインレースですね。
ハンデ戦となると「荒れる」イメージが強いものですけど、勝率77.5%となる条件がある、となると見逃せないと思いませんか?


この数字、意外と思うでしょうけど過去5年間におけるオープンクラスの長距離(2200m以上)ハンデ戦における「5番人気以内馬の勝馬占有率」です。この「77.5%」数字としては「荒れていない」数字といえます。実際に人気別の勝率・連対率・複勝率をみても以下の通り堅いです。

1番人気-勝率25%-連対率45%-複勝率53%
2番人気-勝率20%-連対率40%-複勝率50%
3番人気-勝率18%-連対率35%-複勝率43%

3番人気以上の勝率合計が63%、全条件65%と比較しても大差がありません。

ところが「2000m以下の5番人気馬以内の勝馬率」でみると64.6%となり、10%以上低下します。3番人気以内だとさらに顕著で41%、なんとなんと20%以下も低下します。我々競馬ファンが「ハンデ戦は荒れる」という印象を持つのは、2000m以下のレースの印象であることがご理解できると思います。

実際にアルゼンチン共和国杯でも過去5年、3番人気以内馬で4勝です。

ではどうして荒れるイメージがあるのか?それは3着以内に限定すると、人気薄が突っ込んできているんですよね。アルゼンチン共和国杯でみても15頭中5頭の9番人気以上の馬が入着しており、毎年1頭は穴目がくる図式となっています。

ですからWIN5は人気馬から、3連複・3連単は必ず穴目を入れる、そんな馬券作戦がお薦めですね。
CHECK!新聞の穴馬候補、または激走馬を加えてみてはいかがでしょうか?

TEXT:明希一真