ヴィクトリアマイルの出走馬をCHECK!

日曜日に東京競馬場で開催される、
G1「ヴィクトリアマイル」の出走馬をCHECK!しましょう!


ヴィクトリアマイルをCHECK!
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データコラム(競馬のMIKATA)でも書きましたが、今年の牝馬路線はハイレベル模様。
となると素直に「IDM上位」の馬は評価したいなぁと思っています。

特にスプリンター色の強いグランプリエンゼルですが、
NHKマイル3着、去年のヴィクトリアマイルで僅差の4着なら、
今年のメンバーなら入着レンジの可能性があるかと思った次第です。

さて人気するアパパネですけど、
最初は「前走負けすぎ」とも思いましたが、近3走の着差推移でみれば、
それほど大負けしていないんですよね、となるとメンバーが弱いともいえるので
カタチはつくるのかなぁとも思っています。

とはいえその近3走に絞った成績IDMの最大値でみると、
人気やファンのイメージ程「断然」ではないのも事実かなぁと思いますが・・・。

一方で騎手や厩舎のイメージの影響なのか、常に人気にならないフミノイマージン、
この馬着々と地力をつけている印象です。前走不向きな条件でも見せ場を作りました。
地味な騎手から、数字的な実績程信頼できない(汗)騎手に乗り替わるのは
やや不安なところもありますが、力上位はこちらと判断します。

最大値70オーバーの馬以外は、割とフラットなメンバーという印象ですが、
年初から申し上げている通り「4歳世代<5歳以上世代」という図式を踏襲するなら
人気しそうな4歳世代よりも5歳世代を重視したいなぁと思います。
その中でもコラムで書いた通り「1400-1800m重賞実績」を重視するなら、
レディアルバローザということになりますでしょうかね・・・。

上位にいる5歳世代はそれぞろ問題点がありそうですね。

アニメイトバイオは前走負けすぎの印象、距離ももう少しあった方がベターですよね。
アプリコットフィズは馬格がない馬で、かつ時計がかかる方が好走するタイプ、
スプリングサンダーは1400mと1600mでは全く異なる馬になるところがマイナスです。

4歳世代、来たらゴメンナサイになるのですけど、
ネガティブなファクターをご紹介すれば、全馬「馬格」がないのが嫌ですよね。
東京マイルの高速馬場を戦う場合は、どうしても馬格が必要ですからね。

TEXT:明希一真