今年の天皇賞秋は「3歳」を狙い撃ち!

今週は古馬G1の戦い、天皇賞秋ですね。
今年は3歳が強いのでは?と思っていますが・・・。
毎日王冠のみならず、軒並み古馬混合重賞で3歳馬が活躍していますから
誰でもそう思うと思いますが(汗)。

とはいえ中級以上の競馬ファンなら、「そんな甘くない」とか
「3歳馬が人気を集めるなら美味しい」なんて思うことと思うので、
このあたりを払しょくするデータを今回はご紹介したいと思います。


天皇賞秋は「力通り」に決まるG1という印象があります。
東京芝2000mはスピードと中距離レンジのスタミナを問われる根幹距離であり、
本当のチカラが試される印象が多々あります。

とはいえスピード指数的な順位でみると、ある一定のライン超えが必要でも
必ずしも上位で決着しているわけではないのがやや難解なところ。

過去5年を年度別に1-2-3着馬の当該年度での成績IDMと順位(カッコ)を列記します。

2007年:77(2) -74(4) -70(6)
2008年:77(1) -75(2) -64(17)
2009年:74(2) -70(12) -74(3)
2010年:73(1) -68(13)- 72(5)
2011年:70(11) -73(5)- 73(5)

ご覧の通りです(苦笑)。

ただ「60台」で入着した2頭はともに3歳馬です。
ということでまずは「70」がボーダーラインになるといえますね。

これはちょっと難解だと思われると思いますが、
ここであるフィルターをかけると、目からうろこになるくらい
好走する馬があぶり出てきちゃういます、知りたいですよね?

まずはコレ、

「前走二桁着順馬はランク外に」

当然ながら年度前半の成績だけで高いスピード指数を持っていても
このレースに臨むにあたり二桁着順からの巻き返しは皆無です。

「当該年度で1600m/2000m重賞で連対していない馬はランク外に」

そもそも天皇賞秋までのレースにおいて、
高値の成績IDMが出るレースは長距離レースが多かったりします。
よって天皇賞秋では力を出せない馬が多々いますね。
こういう馬は天皇賞秋で凡走してもJCで狙わないといけません(笑)。

特に2000m重賞好走の場合は小回りコース重賞もあるので、
やはり「G2」の格式以上は必要になります。

また1600m重賞勝の場合は過去に2000m以上の重賞をこなした実績が必要です。
2007年皐月賞馬ダイワメジャーが崩れているので、
やはり直線が長いコースでの実績が必要になります。

それと最後にコレ、ドリームジャーニーの惨敗例からですが

「430kg未満の小型馬はランク外」

そもそも東京競馬場のG1で戦うにはある程度の「キャパ」がないと
戦えないのはどのレースでも一緒ですからね。

最後にコレ、

「20週以上の休み明け馬はNG」

このフィルターをかけるとこうなります。

2007年:対象4頭=3頭入着で独占
2008年:対象3頭=2頭入着、残り1頭は4着
2009年:対象2頭=2頭とも入着
2010年:対象2頭=2頭とも入着
2011年:対象2頭=2頭とも入着

いかがですか、ほぼ完全な成績ですよね。

2012年古馬に限定すると、僅か2頭です。

ルーラーシップ
ダークシャドウ

この馬の入着は確定ですね(苦笑)。

そこでスピード指数的な能力を凌駕する可能性がある馬を検証すると、
3歳馬を含めて以下の共通項があります。

「3歳馬は東京競馬場の1600・2400m重賞勝馬」
「古馬は東京競馬場の2000m以上距離のG1入着馬」

この二つの条件をクリアしているのは以下のみです。、

カレンブラックヒル
フェノーメノ
トーセンジョーダン
アーネストリー
エイシンフラッシュ
サダムパテック

この中でアーネストリーは宝塚記念が負けすぎ、
エイシンフラッシュは直前の毎日王冠で負けすぎ、
サダムパテックは距離不安とそれぞれマイナス要素が多いですから
狙いづらい馬といえますね。

ということで、今年好走する可能性がある馬は以下の5頭になります。

ルーラーシップ
ダークシャドウ
カレンブラックヒル
フェノーメノ
トーセンジョーダン

5頭中2頭が3歳馬なので相当確率は高いでしょう。

そもそも天皇賞秋に3歳馬が出走すると必ず1議席は確保しています。
過去5年でみても出走した3年で全て入着していますからね。

最後に蛇足ながら、過去5年の入着馬完全データを少々ご提供していきます。

○前走着順:勝馬は2着以上必須、入着馬は8着以上
○前走着差:勝馬は0.2差負けまで、入着馬は0.9差まで

上記に加え、毎日王冠/宝塚記念組は5着以上必須、
他レースでG1以外は勝利必須。

このデータで残るのは以下の馬たちです。

カレンブラックヒル
サダムパテック
ジャスタウェイ
タッチミーノット
トーセンジョーダン
トランスワープ
ナカヤマナイト
フェノーメノ
メイショウカンパク
ルーラーシップ

ダークシャドウが消えますが、他の4頭は残ります。
50%で3歳馬ですからね(笑)

ここまでデータが浮き彫りになると、
今年は気持ち良くこの馬たちで攻めてみようと思うのですが、さてはて・・・。

TEXT:明希一真