穴馬推定率70%の馬を狙おう!

今週は秋華賞ですね。毎年難しいレースで予想も四苦八苦ですが、1回目ですから、「一発」狙いますね。

秋華賞の予想難度を上げる要因、
それは過去実績では測れない「変わり身」を見せる馬がいることでしょう。

以下は能力指数であるIDM評価での過去12年の入着率です。

◎:19%、○:22%、▲:14%、注:8%、他:36%

評価的に下位の馬が約4割入着しています。
年度によっては入着馬3頭に対して2頭は「実績」が伴わない馬が
入着するといってもいい過ぎではないでしょう。

となるとポイントは「適性」ということになりますが、
赤木一騎や金子京介のように「馬見」ができないとなると、
何か他に手がかりはないだろうか?という視点を今回ご紹介します。

まずコース形態を考慮すると、
秋華賞の舞台となる秋の京都芝2000mは「小回・直線平坦かつ短い・高速」、
というイメージですよね。

そこで4番人気以下で入着する馬というファクターで
父系の血統上位馬を抽出してみました。(過去3年)

ヘイロー系(50.8%)ロベルト系(13.3%)ミスプロ系(11.7%)ダンジグ系(6.8%)
ノーザンダンサー系(6.5%)リファール系(6.1%)

まあ想像した通りの結果ですね。
事実、過去5年、4番人気以下の馬が7頭入着していますが、
7頭中6頭にサンデーサイレンスを通じたヘイロー系血脈を持ち、
内5頭が父系がヘイロー系ですね。

ただでさえ「父ヘイロー系」は多いですから、
どんな「父ヘイロー系」を狙えば良いか?これが最大のポイント、
そこで「馬体重」に注目してみました。
なお馬体重概念で見る場合「牡牝差」があるので
「牝馬限定」のフィルターをかけてみます。

440~ 450kg:20.6%
490~ 500kg:14.7%
410~ 420kg:14.7%
460~ 470kg:11.8%
450~ 460kg:11.8%

あまり大きくない馬がやはり良さそうですね。
460kgをボーダにすると58.8%で既に過半数超え、
470kgをボーダにすると、なんと70.6%となります。

ということで狙いは、「父ヘイロー系470kg以下の馬」、
としてみてはいかがでしょうか?

今年の出走馬で候補となるのは、
リトルダーリン、アカンサス、マイネソシエール、メモリアルイヤー、
マルセリーナ。
マルセリーナあたりが人気を落としたら面白いですね。

text:明希一真