新潟大賞典の出走馬をCHECK!

日曜日に新潟競馬場で開催される重賞「新潟大賞典」の出走馬をCHECK!しましょう!


新潟大賞典出走馬をCHECK!
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開幕週の新潟なので「上がり3F」は32秒台でしょうか(苦笑)。
何もまして特殊な条件であるとは思います。

ところが今年のメンバーはこの特殊条件が得意な馬たちに、
一抹の不安も多く、やや買い切れないのところが難解ですよね。

新潟二千が大得意のナリタクリスタルは流石にこの斤量が堪えそうですし、
新潟大賞典の連覇がないのはセイクリッドバレーには嫌なデータです。

さらに新潟大賞典というレースの性格上からも、
ここで重賞連覇を果たす馬が登場しないところも「公平競馬(笑)」として良いところ。
スマートギアの成績IDMの高さにクラクラしそうで困るところです(苦笑)。

されとて三冠馬さえ負ける最弱世代の4歳は強く推しづらく、
ダノンバラードはIDM2位でも、速い上がりがないとか、いろいろ減点材料があるので
絶対視できないところです。ましてや数字の裏付けもないトーセンラーを
イメージだけで買うのは一番危険な印象をヒシヒシと感じたりもしますからね。

狙いは食い足りないレースが続いてますけど、まさにそういう馬が勝つレースという
レースキャラを考慮してダノンスパシーバあたりに期待してみたいと思います。
凄く軟弱な感じがこのレースにとってもマッチするように思えてきました。

このレース「とにかく使おう」っていう厩舎戦略が昔から多いからなのか
実績があっても「前走で負けている」馬が好走できていません。
それでも敗因に理由を見つけられそうな馬はデータを覆せるかとも思うので、
そんな中から、新潟コースでの成績IDMの高い、
去年の2着馬マッハベロシティと上がり馬メイショウカンパクは注目したいと思います。

マッハベロシティはランクが高くない馬かつ社台系ではない馬の「休み明け」※。
メイショウカンパクは着順は悪いですけど上がり3Fの順位は3位で、
本来上がり勝負に強い馬というのが魅力です。

まあどっちにしても難解なレースなので、皆さん大けがしないように(苦笑)

TEXT:明希一真

※社台系の馬は育成牧場などで仕上げるケースもあるので、
ランクが低い厩舎などは、逆に休み明けの方が走るケースがあります。