有馬記念をCHECK!

さていよいよ有馬記念。
2012年を良いカタチで締めくくりましょう!


まずは週中の「競馬のMIKATA」においてデータをクリアした馬をおさらいしておきましょう。今回クリアした馬は以下の8頭です。

ルーラーシップ
ダークシャドウ
ルルーシュ
ダイワファルコン
ナカヤマナイト
ゴールドシップ
オーシャンブルー
スカイディグニティ

次に競馬チェック新聞の「本紙」と「騎手」の印を確認しておきます。

(本紙)
◎ルーラーシップ83.5
○ダークシャドウ80.3
▲ゴールドシップ79.3

(騎手)
◎ゴールドシップ3.0
○ルーラーシップ1.9
▲ルルーシュ1.0
—————-
注ダークシャドウ1.0
△エイシンフラッシュ1.0

本紙でみると印以上にルーラーシップが抜けています。一方騎手でみるとゴールドシップが抜けていて、ルルーシュ以下は印分の差がないことが分かります。

次に中山芝2500mがトリッキーなコースであることを考慮して、各馬騎手のコース成績に注目しておきましょう。

エイシンフラッシュのデムーロ騎手、オーシャンブルーのルメール騎手、ルーラシップのウイリアムス騎手、この外国人騎手3名は相当な確率ですね。

一方で有力馬に乗る日本人騎手は軒並み条件が悪そうです。かろうじて複勝率ベースでアーネストリーの福永騎手、トゥザグローリーの蛯名騎手、ルルーシュの横山騎手あたりが拾える程度です。ゴールドシップの内田騎手にはやや奇問のコースのようですね。

となると本命は「外国人騎手」から、狙ってみたいと思います。

では結論です。

◎ダークシャドウ
◎ルーラーシップ
○ゴールドシップ
○ナカヤマナイト
△オーシャンブルー
△スカイディグニティ

外国人騎手4頭全部入れて見ました(大汗)。

まずはゴールドシップですけど、内田騎手の条件実績が低調なこととが下げた理由です。あとは非社台系ということもあり菊花賞から直行で負けた馬に同じ二冠馬で芦毛にセイウンスカイがいます、タイプは違いますけどね。レースがスムーズにいかない場合に菊花賞馬ライスシャワーが万全ながら負けたケースと類似するかもしれません。週中のコラムで「3歳1番人気が勝つ」とまとめておきながら心苦しいですが、異様に胸騒ぎを覚えまして(苦笑)、こういう評価になりました。

今年は恐らく同一厩舎の逃げ先行馬(アーネストリーとビートブラック)がいるのでハイペース/スローペースどっちに振れても変則的な流れになりそうな予感もあるので1番人気が危険なケースかなとも思います。

ルーラーシップも本来消したかったところなのですが、土曜日の雨が恵みの雨でしたよね。気温も低いので晴れたとしても「速い馬場には戻らない」とみれば相当タフな競馬になりそうですから、この馬の地力がものを言う可能性が高いとみています。

それ以上に乱ペースで嵌る可能性があるとしたら、ムーア騎手が乗るダークシャドウ。JCも本来なら騎乗予定であったのが御手馬の欧州馬の参戦で手放した経緯もあって今回はやる気満々でしょう。福永騎手では御せない(笑)「強制ハミ」を一杯に使い切って追い倒して欲しい願望もこめて◎です。

ナカヤマナイトは本命候補でしたが柴田善騎手の条件実績が良くないので評価を1つ下げました。とはいえ中山重賞実績があり「天皇賞敗退からの直行」はマツリダゴッホ同様です。馬場が悪化したこともプラスでしょうから注目したい1頭です。

オーシャンブルーは急坂に不安もありますが、コンパクトな体型を活かした小回り性能の良さを活かせそうで着狙いできるでしょう。鞍上も頼りになりますからね。

最後の1議席は迷いましたが、外国人騎手という点を重視してスカイディグニティを抜擢します。重賞勝ちがない馬の入着はここ最近は例がないですが、古くは同じ菊花賞2着のリンカーンなどの例もあります。激走馬でかつ、CHECK!HORSEで1着候補になっているのも見逃せません(笑)。

今回の馬券は有馬ということもるので、3連単の24点で攻めたいと思います。とはいえ当日の馬場状態や冬場でもあるので馬の状態には十分ご注意下さい。

ではみなさん、良い有馬、良いクリスマス、良いお年を・・・。

TEXT:明希一真